2007年12月20日

伝説の昔話

始まりは晴天のビーチ。〈おっさんになっても雪合戦していたいなあ。〉そんな事を考えてたりして歩いていた。そしたら…、あら?何かドキドキする光景が見える。なんとダイダラボッチが亀をいじめてるではないか。「おまえうんこ拭いてないだろー!噂に広めてやる!デヘヘ!」俺はすぐにダイダラボッチを退治しようと決めた。弱い者いじめなんて許せない。でもあんな巨人をどうやったら退治できるのだろうか。俺は格闘するわけではないのだ。っていうかダイダラボッチかよ。普通人間の子供じゃねーの?まあ話しだけでも聞いてくれ。とりあえず最後まで聞いてくれればわかる。俺はあつあつのおでんを与えたのだ。そしたら、「いただきまーす」おなかがすいていたのか、ダイダラボッチは勢いよくおでんにかぶりついた。次の瞬間、「あちっ!!」ど迫力のリアクションを見せてくれた。亀は言った。「アハハ。おめーでかいだけで単純バカじゃねーの?」俺は行った。「熱いとかのコメントいらねーんだよ。もっとおいしいとか言ってくれねーかな。」ダイダラボッチは泣いて
しまった。自分がいじめてた亀にバカにされたのだ。悔しかったのだろう。亀は言った。「泣く奴めんどくせーよ。俺は今まで100匹ものメスを泣かせてきたけど、おめーみてーにすぐ泣く奴初めてだよ。」亀はあきれてた。俺は言った。「ここは任せてくれ、ダイダラボッチよく聞け。『ふとんがふっとんだ!』」その次の瞬間「だっひゃっひゃっひゃっ!!」ダイダラボッチは大爆笑した。その笑い声は地面が揺れるほどだった。亀は言った。「こいつ笑いのポイント浅いなあ。びっくりする程単純バカ。」亀はますますあきれてた。亀は俺に言った。「まあいいや、あんた助けてくれたしお礼するわあ。竜宮城に連れていってやるよ。そこには女もたくさんいるぜえ。」「そうか楽しそうだね。連れてってよ。」それをひそかに聞いてたダイダラボッチは、俺達の会話に割って入ってきた。「女!?女がいるのかい!?行く行く!女のためならどこへだって行ってやるぜ!デヘヘ!ペロリ!」亀は行った。「おめーうぜーよ。欲望丸出しで気持ちわりーんだよ。しかもニヤニヤしてんじゃね
ーよ。」俺は言った。「まあまあいいじゃないか。ちなみにダイダラボッチの好きなタイプは?」「俺は女だったら誰でもいいぜえ!俺のストライクゾーンは広いんだよ!ボール球でもホームランにできるぜ!ちなみに高校球児の頃、誰からも恐れられる四番バッターだったんだ!」「マジかよ。」普通のサラリーマンが歩いてきた。サラリーマンは言った。「あれ?ダイダラボッチじゃねーか!久しぶり!俺達甲子園行った時はスタンドで一緒に応援したよな!おまえ応援では全国区だったよな!それにしてもチアガール可愛かったなあ…。あっ、今仕事中だからまたな!」「………。」ダイダラボッチはコメントも何も言わずに去っていった。というか恥ずかしくなって逃げた。そう、俺はダイダラボッチを退治できたのだ。最初あんな巨人を退治する事ができるのかなあと不安だった。でもこれで自信がついた。「よし、がんばるぞ。」そして俺は亀と一緒に竜宮城へ行く事にした。さあいざ竜宮城へ!…サラリーマンの独り言。「あいつ誰だっけ?」〈つづく〉



Posted by タートルマスター沖縄 at 16:56│Comments(0)
 
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